室伏式トレーニングがすごい!
先日「バース・デイ」というテレビ番組で、陸上の桐生選手の特集をしていました。そこで室伏式のトレーニングをする映像が流れていました。
それが、ひじょーーに興味深いものばかり。
日本人初の9秒台の記録の裏には、室伏さんの指導があったんですね~。
その中の一つで、足の甲の柔軟性についてのトレーニングが興味深かったです。
足の側面だけで立ち上がる
上の写真のように両足の裏をつけた状態で、足の側面だけを使って立ち上がるというもの。
えっ、それだけ?って感じですが、これは、足首(足関節)ではなく、足の甲の柔軟性がなければこの動作はできません。
桐生選手は柔軟性がなく、立ち上がれず痛みで悲鳴をあげていました。
柔軟性が高ければ、上の写真のように側面だけで立ったり座ったりすることができます。
足の甲の柔軟性
足は人間が二足歩行で移動する際に、地面に唯一接している部位です。そう考えると足の柔軟性は非常に大事であると考えられます。
室伏さんは「足が地面に接地する時に、どういう方向にも対応できるように。接地する時というのはキレイにまっすぐ着いているとは限らなくて、どこから着いても良いように訓練している」と語っています。
接地の微妙なズレを足部でしっかり修正できるカラダにすることでロスをなくす。さらにはケガをしにくいカラダにするのが目的のようです。
サンダルラン、裸足ランと一緒です!
42.195kmの科学ーマラソン「つま先着地」vs「かかと着地」
久々の裸足ラン
アラフォー男の私は、以前から健康のためにランニングをしています。現在では、シューズを使用して走ることはほとんどありません。普段はランニング用のサンダルを使用し、雨の日は近くのアリーナを裸足で走ります。
目的は、「足本来の機能を最大限に活かしたい」ということです。もともとあるショック吸収機能がしっかりしていれば疲労しにくいし、ケガもしにくい。
これは室伏さんが言っていた「地面に設置する際に、どういう方向にも対応できるような足」と同じ考えだと思います。
やっててよっかった裸足ラン&サンダルラン ランランランですね~♪♪
足の甲の柔軟性を高めよう
足の甲の柔軟性を高めるにはどうすればいいのか?
まずは以下の画像を見てみましょう。足のレントゲンです。
赤の横線で挟まれている骨を中足骨といいます。足の指の続きみたいな骨です。
この中足骨が関係している関節が赤線の部分。
上の赤線がMP関節、下の線がリスフラン関節でこれが足の甲の柔軟性にとても関係しているようです。
つまりは中足骨を動かすようにすれば、甲の柔軟性がアップします。
ちなみに私は、中足骨の間を手指でぐりぐりやったり、一本一本動かしています。中足骨のストレッチみないな感じです。
これを以前から、ちょくちょくやっていました。
足の側面立ちができなかったみなさん、ぜひやって見てください。
足の甲の柔軟性がアップすれば、ケガ予防やパフォーマンスアップにつながると思います。
また、年配の方も転倒予防につながると思いますよ。
「元気が一番、元気があれば何でもできる」
それではまた。